オルガンフレンドリー対応データ 使用上のご注意

「ローランド オルガンフレンドリー」シリーズは、「SMF ミュージックデータ」と「AT-800 / 900C / 900 用レジストレーションデータ」の2 種類のデータをダウンロードにて販売しています。

「SMF ミュージックデータ」は、シンプルなアレンジで制作され、そのアレンジに最適な演奏ができるようAT-100 の工場出荷時設定のレジストレーションデータがセットになっています。一方、「AT-800 /900C / 900 用レジストレーションデータ」は、AT-800 / 900C / 900 に内蔵されているさまざまな音色やリズムパターンを活用して、表現力豊かな演奏が楽しめるように制作されたものです。

この「SMF ミュージックデータ」と「AT-800 / 900C / 900 用レジストレーションデータ」は用途が異なりますので、同時使用は推奨しておりません。同時に使用すると、「SMF ミュージックデータ」と「AT-800 / 900C / 900 用レジストレーションデータ」のそれぞれの音色設定が異なっていたり、「SMF ミュージックデータ」とミュージック・アトリエ内蔵のリズムが同時に鳴ったりなど、音楽的に意図しない演奏となる場合があります。

より良い演奏をしていただくために、「SMF ミュージックデータ」と「AT-800/ 900C / 900 用レジストレーションデータ」は、別々にお使いください。

以上を踏まえ、この2 種類のデータを同時に使用する際は、「AT-800 / 900C/ 900 用レジストレーションデータ」の音色や以下3点の設定などを演奏の目的に応じて適宜変更のうえお使いください。

  1. 「シンクロ・スタート」が設定されているレジストレーションは、シンクロ・スタートの設定を解除する。
  2. 「Accomp/SMF」パートのボリュームがレジストレーションごとに変わっているデータは、すべてのレジストレーションの「Accomp/SMF」パートのボリュームを一定にして、「SMFミュージックデータ」と実際の演奏とのボリュームバランスを調整する。
  3. アレンジャー(リズムや自動伴奏)の設定を呼び出すタイミング(Arranger Update)が「INSTANT」になっているレジストレーションは、「DELAYED」に変更する。