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HDDに異常が見られた場合など、Windowsでディスクをチェックする方法
パソコンに接続してある外部ディスクや、パソコン内部のハードディスク、またはUSBメモリーやメモリカードなどを検査するには以下の操作をします。
キーボードのWindowsキー(ハタのキー)を押しながら「D」(ディー)キーを押してデスクトップ画面を表示させます。
もし起動しているソフトウェアがある場合は終了させておきましょう。
Windows 7 の場合は画面左下のスタートボタンをクリック、開いたリストから「コンピューター」を選択・クリックします。
Windows 8/8.1 の場合はパソコン画面の左下隅にマウスポインターを移動して右クリックし、開いたリストから「エクスプローラー」を選択します。
Windows 8/8.1 の場合は開いたエクスプローラー画面の左側の欄でデスクトップの左側の▼をクリックして開き、「コンピューター」を探して選択・クリックします。
開いた「コンピューター」の画面で、チェックしたいドライブを探します。ハードディスクやメモリーカード等が表示されていない場合は、空いている部分で右クリックし、「最新の情報に更新」を選択・クリックすると表示される場合があります。
チェックしたいドライブをクリックして選択します(背景色が変わります)
選択したハードディスクの上で右クリックし、「プロパティ」を選択・クリックします。
開いたプロパティ画面で、「ツール」タブを選択・クリックして開き、エラー チェックの項目の「チェック」ボタンをクリックします。
Windows 7 の場合の検査開始
Windows 7 の場合はこの画面が開きます。完全なディスク チェックを行うには、「不良セクターをスキャンし、回復する」の左側の■ をクリックしてオンにします。このスキャンでは、ドライブ自体に発生する物理エラーの検出と修復を試みます。そのため、完了までに長い時間がかかることがあります。「開始」をクリックするとチェックが始まります。
Windows 7 では場合によっては、上のような画面が表示される場合があります。それぞれ「マウントを強制的に解除」または「ディスク検査のスケジュール」をクリックします。後者の場合は、パソコンが自動的に再起動され、その途中でディスクの検査が始まります。
Windows 7 の場合で、チェック完了時にこの画面が開いたら、ハードディスクに問題はありませんので「閉じる」をクリックして、そのままハードディスクは使用可能です。
Windows 8/8.1 の場合の場合の検査開始
Windows 8/8.1 の場合はこの画面が開きます。スキャンする必要はありません、と表示されますが、念のため「ドライブのスキャン」をクリックすると、チェックが開始されます。
Windows 8/8.1 の場合で、チェックが完了時にこの画面が開いたら、ハードディスクに問題はありませんので「閉じる」をクリックして、そのままハードディスクは使用可能です。
修復が必要と表示されたら
Windows 8/8.1 の場合で、この画面の様に、エラーが検出された場合は、「ドライブの修復」をクリックします。Windowsの指示に従ってドライブの修復をしてください。
次のような場合はパソコン店などに相談してみましょう。修復できる場合もあります。(有償修理の場合があります)
●外部ハードディスクを接続しても認識しない(このページの冒頭の「コンピューター」の画面の中に数分待っても表示されない)場合
●パソコンが再起動(起動)しない場合(画面が黒いまま途中で止まってしまうなど)
●ハードディスクの中にファイルがあるはずなのに何も表示されない場合など
(ご注意)
※外部ハードディスクの中には電源を必要とする機種もあります。認識しない場合は電源を確認してみましょう。本体にランプなどがある場合は点滅するか確認すると良いでしょう。
※また、認識しない場合、USBケーブル等を取り替えられる機種の場合は、ケーブルを交換してみましょう。
※ハードディスクも消耗品です。頻繁に使用する場合、特に5年以上経過する場合には、なるべく新しいハードディスクにバックアップ(複製保存)しておきましょう。
※USBメモリーを挿した状態でパソコンを起動すると途中で起動が停止する場合があります。パソコンが起動しない場合はUSBドライブは外した状態で起動するようにしましょう。
※USBメモリーの場合、不調でもないのにディスクチェックを頻繁に行うとメモリー自体の寿命が短くなる場合があります。