DV-7Gを起動したときは自動的にトップ画面が表示されます。また、編集中に、画面左上の青い「TOP」ボタンをクリックしたときは、作品を保存するかどうか確認後、このトップ画面に切り替わります。
このトップ画面で選択することにより、ゼロから新しいプロジェクト（作品）を作ったり、スタイルサンプル（ひな形）を加工して作品を作ったり、既存のプロジェクト（作品）を開いたりすることができます。
ここではゼロから新しいプロジェクト（作品）を作る方法を解説します。
ゼロから新しい作品を作る場合は、一番上の「新規プロジェクトを制作します」をクリックし、画面右下に点滅する「次へ」をクリックします。
新規プロジェクトを作る画面が表示されます。まず、画面右側でドライブを確認します。
DV-7Gがバージョン1.2以上にバージョンアップされている場合、パソコンのＣドライブ以外でも可能なドライブがあれば、
その中にプロジェクト（作品）を作ることができるようになりました。
※転送速度が遅いメディアにプロジェクトを作ると、編集作業中にコマ落ち・停止など弊害が生じることがあります。なるべく転送速度の速いメディアにプロジェクトを作ることを推奨します。
※DV-7Gで使用可能なメディアは「NTFS形式」でフォーマットされている必要があります。
「NTFS形式」でフォーマットしなおす場合はこちらをご覧ください。
画面左下で、作品を「16:9(HD)」で作るか、「4:3(SD)」で作るのかを指定します。撮影してきた素材の画面の縦横比が16：9の場合は「16:9(HD)モード」に設定します。（映像素材がワイドモードDVの場合でも素材の縦横比が横長（16：9）なので、「16:9(HD)」で編集することを推奨します）。
両モードの違いはこちらをご覧ください。
「HD」を選択した場合は、さらに詳細ボタンをクリックして編集する作品のフォーマット（ビデオ形式）を選択します。
日本国内においては通常、各項目の上側の２種類( 60i )を選択します。16:9 (HDV 1080 / 60i）は旧来からある形式で、16:9 (FullHD 1920 x 1080 / 60i）はDV-7G バージョン２で新たに搭載された高画質なフルHDの形式です。これらは最終目的で選択すると良いでしょう。
●Full HD (19120 x 1080 / 60i) モード
Full HD(1920×1080）サイズででブルーレイ作成などが目的ならば、このFull HDモードで編集して書き出し、Full HD対応の外部オーサリングソフトでブルーレイ化すれば高画質になります。Full HDモードから書き出せるFull HDのマスターデータは非常に高画質なので推奨のモードです。
※ただし現在の時点ではFull HDモードは注意が必要で、モード内では直接HDV端子からはHDV出力されないモードです。
HDV機器を扱う場合はHDVモードのプロジェクトに再度読み込んで出力するという、ひと手間が必要になります。
●HDV 1080 / 60i モード
HDV機器に直接録画するのが主な目的であれば、i.LINK端子から直接出力できるため、HDVモードを選択する方が効率が良くなります。
これらのプロジェクトのモードは作品完成後にも相互変換できますが、頻繁に変換することは推奨しません。
なるべく最終目的を見据えて最初に選択しておきましょう。
もしモードの選択に迷ったらFull HDモードを選択しておき、HDV機器への接続時にだけHDVモードのプロジェクトにマスターデータを受け渡して変換・出力する、という方法を推奨します。
選択・クリックして青い●を表示させたら「OK」をクリックします。
プロジェクト名（作品の名前）をキーボードから入力します。あとで編集中に変更することもできます。
名前をつけたら「ＯＫ」ボタンをクリックして画面を閉じると新しいプロジェクト（作品）として開きます。
新しいプロジェクトを作るのを中止してトップ画面に戻る場合は「キャンセル」をクリックします。
※日本語入力の方法はこちらを参考にしてください。
DV-7Gの新しい作品が作成されて編集画面が開きます。
編集中はいつでも編集画面左上に現在のプロジェクト名（作品の名前）が表示されています。
※プロジェクト名を変更するにはこちらの「プロジェクト名の変更」の項目を参照してください。
画面右上には、現在どのドライブで作品を作っていて、そのドライブの容量がどのくらい満たされているのかすぐに確認することができるようになっています。
この例では（C;)ドライブから作品を立ち上げており、あと残り約22.62ギガバイトで容量がいっぱいになるという例です。
