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SMF形式の音楽素材の取り込み (Ver2)

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メモリカードやハードディスクなどに保存された、またはインターネットからダウンロードしたSMF(スタンダード・ミディ・ファイル)形式のデータの音楽素材は以下の方法でDV-7Gに取り込みます。直接取り込める形式は、拡張子が「.mid」「.MID」のSMF形式です。

ダウンロードしたデータ、ファイル名末尾が「.ZIP」など圧縮されているものはまず使用前に解凍しておきます。データ上で右クリック、「すべて展開」を選択・クリック、さらに開いた画面で「展開」を選択・クリックします。

 

DV-7Gを起動してプロジェクト(作品)を開いておき、上部ボタンの「AUDIO(音声素材をインポート…」をクリックします。

 

開いた画面でSMFファイルの場所を開き、ファイルを選択して「開く」をクリックします。右上のプレビューにチェックを入れると試聴できます。

 

SDカードなどメモリーカードなどに保存してある場合は、DV-7Gにメモリーカードを装填し、「外部メモリー」ボタンをクリックして開き、データの入っているフォルダを左側の欄で選択します。

 

表示されたデータの上で右クリックし、「オーディオ・ファイルの再生」を選択・クリックすると試聴できます。

 

取り込む方法は、SMFデータの上で右クリックして「素材パレットに登録する」を選択・クリックするか、もしくはタイムラインパレットなどに直接ドラッグアンドドロップします。

 

素材パレットに取り込まれた場合はタイムライン・パレットに配置すれば再生できます。
このとき、配置されたSMFデータ上で右クリック、「SMF編集画面を開く…」を選択・クリックすると各種調整が可能です。

 

開いた画面左上のスピーカーのボタンをクリックすると再生が開始されます。
SMFファイルはとても自由に楽曲を変更・加工できる非常に便利な長所を持っています。
この画面の右上の「TEMPO CHANGE」の▲や▼をクリックすると、演奏されている楽曲のテンポを速くしたり遅くしたり変更することができます。
また、中央上にある「KEY CHANGE」を変更するとカラオケなどのようにキー(調)を上下させることができます。

 

さらに4つある「EASY MINUS ONE」ボタンをクリックすると、特定の楽器の音をオン・オフすることができます。メロディ音を消したり、収録されている場合はギターやドラムなどの音を消して、別バージョンの楽曲としてアレンジして使用することができます。
また、下に16段表示されている構成楽器の右側にはVOLUME DOWN(音量を下げる)ボタンや、MUTE(ミュート:一時的に消音する)ボタンが装備されていますので、さらに細かく楽曲を変更して使うことができます。

 

「RESET」ボタンをクリックすると初期設定に戻ります。また、各種設定が完了したら「OK」ボタンをクリックして画面を閉じます。

 

変更したSMFファイルはタイムライン上で更新されます。また、素材パレットの音声タブの中に別のSMFファイルとして新たに登録されますので、元のSMFファイルも別に使用することができます。このようにテーマ音楽などのように、ひとつのSMFファイルの楽曲から、場面に合わせてさまざまなイメージで使うことが可能になります。

 

SMFファイルも通常の音声効果を適用できます。効果パレットの音声効果タブの中から、リバーブ(残響)などを素材にドラッグして、楽曲を簡単に装飾することができます。