まず、ドライブとメディアとは何なのか言葉に慣れておきましょう。
※「ドライブ」とは、専用パソコンに接続されたハードディスクなどの記録可能な「倉庫」のことです。
そもそも内部が回転して駆動することからハードディスク・ドライブとかDVDドライブとか呼ばれていましたが、最近では駆動の無いメモリーを利用した保存装置もその流れでそう呼ばれることがあります。
専用パソコンの内部では 「C棟、D棟」など建物の番号のように「C:」とか「D:」と表示され、通常「C:」ドライブが母屋で、ここにソフトウェアなど中心になるデータが保管されます。
(DV-7HDには最初から作品保存用の「D:」ドライブが搭載され、また、ブルーレイディスクを焼けるブルーレイドライブが「E:」ドライブになっています)
さらに、外付けの製品を別途購入して専用パソコンに接続すると増設することができます。
追加したドライブは「F:」や「G:」などと表示されます。
※メディアとは同じように記録できる電子記憶媒体のことですが、駆動部分が無く、簡単に持ち運べるものを意味することが多く、ここでは抜き差しして接続できるメモリーカードなどのことを主に指します。
DV-7HDで外部のハードディスクやメモリカードなどの記録媒体にプロジェクト(作品)を保存したりコピーしたりする場合は、そのフォーマット形式が「NTFS」形式である必要があります。
まずメモリカードやハードディスクのフォーマット形式を調べます。
まずハードディスクやメモリカードを専用パソコンに接続・装填します。
デスクトップ上の「コンピューター」のアイコンの上で右クリックして「開く」を選択します。
デスクトップ上にアイコンが無い場合は画面左下の「スタート」をクリックし、リストから「コンピューター」をクリックします。
開いたコンピューターの画面右側で、接続したハードディスクを探します(「F:」とか「G:」とか表示されます)。見つかったらその上で右クリックし、開いたリストから「プロパティ」を選択・クリックします。
開いたプロパティ画面で、上枠に表示される「F:」や容量などで接続したハードディスクかどうか再度確認します。
さらに「ファイルシステム」を見ます。「NTFS」と表示されていたら、そのままDV-7HDで使用できます。
「NTFS」でないハードディスクは「NTFS」形式にフォーマットしなおす必要があります。(さら地にするようなもの)この例では「FAT32」なのでフォーマットが必要です
フォーマットしなおす場合は、中身がすべて消去されてしまうので、是非、新品のハードディスクを用意することを推奨します。
新品のハードディスクの場合は全体がピンク色(空き容量)の表示になります。
NTFS形式にフォーマットする場合は、ハードディスクのアイコンの上で右クリックし、開いたリストから「フォーマット」を選択・クリックします。
上の「ファイルシステム」の部分を「NTFS」に切り替えて、下にある「開始」をクリックします。
このとき、上枠に表示されているドライブレター(「E:」や「F:」など)や、上に表示されている容量で、再度、接続したハードディスクかどうか
しっかりチェックします。フォーマットすると内容がすべて消えてしまいます。
確認の画面が表示されますので、「OK」をクリックします。
フォーマットが完了するとこの画面になりますので「OK」をクリックします。
最後にちゃんとフォーマットされたかどうか再度アイコン上で右クリックして「プロパティ」をクリックし、「NTFS」形式になっていることを確認しましょう。
これでDV-7HDで使えるようになります。