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タイトルの構造と概念

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様々な素材をいろいろな場所からタイトラーに読み込んで、タイトルを装飾していくために、まずタイトラーの構造を理解しておきましょう。タイトラーはこのような仕組みになっています。

 

タイトラーを開くと、その編集画面にはいつもタイムライン映像(動画)が透けて見えています。タイムラインで編集中の動画のうち、ポジション・バー(赤い棒)が止まっている瞬間の映像が透けて見えていることになります。タイムラインという川の上にかかった透明の橋のような仕組みになっています。

 

タイトルは、それ自体がいくつかの層になっており、DV-7HDでは、これらの層を自在に使って高度なタイトルを作成できます。

■背景
まず一番下に「背景の層」があります。これを単色で塗りつぶしたり写真を張り付けると、タイムライン映像ではない背景として保存することができます。いつも同じ固定した背景にしたい場合は、ここを単色で塗りつぶしたり、写真を置いたまま保存することで、いつ使っても同じ背景のタイトルとして使用できます。ただし、このように「背景の層」を利用した場合は、当然、下に見えたタイムラインの映像は隠れて見えなくなります。
このような背景の層を利用している場合は、タイトラー左下にある「BG」ボタンが点灯します。この「BG」ボタンをクリックして消灯させると、背景の層をオフ(使用しない状態)にすることができます。

 

■額縁
また、DV-7HDでは、この「背景の層」に、内蔵されている額縁を敷くことができます。額縁を敷いた場合は、その穴の開いた部分から、下に流れるタイムライン映像の一部分が見える仕組みになっています。額縁は背景の層に敷く構造になっていますので、額縁を使用しない場合は「BG」ボタンをクリックして消灯させればオフになります。

■レイヤー
一番上の層は「レイヤー」と呼び、文字や図形、ピクチャー(写真など)を張り付けて使います。これらの貼り付ける素材をまとめてオブジェクトと呼びますが、さまざまなオブジェクトを重ねて貼り付けていくことで、一枚のタイトルで、複雑なデザインを簡単に作成できるようになっています。ピクチャー(写真やイラスト)は、タイトラーに内蔵された矢印などのイラストを選択して簡単に装飾することもできますし、外部(パソコンの中やメモリーカードなど)からオリジナルの画像をタイトラー上に複数取り込んで使うことができます。

■テクスチャー
また、DV-7HDでは、文字や図形などは、その内側を「テクスチャー」という「模様」で装飾することができます。これは文字や図形に張り付けたときだけ見ることのできる模様で、外部からオリジナルの模様も読み込んで、文字や図形の内側を装飾することができます。
※同時に複数のテクスチャーを使用することはできません。

■センターイメージ
また、DV-7HDでは、半透明な模様「センターイメージ」で幻想的な演出をすることができます。「センターイメージ」とは、画面の中央を引き立たせるように作られた、周囲に張り付ける雲のような模様です。ハートや星印の内側に映像を入れ込んだり、上下を霧のように演出することができます。

 


タイトラーのボタン群


HD-7HDのタイトラー上で、さまざまなオブジェクト(文字、図形、ピクチャー)や、テクスチャー 、背景、額縁、センターイメージ等を利用する方法を解説します。この場合、タイトラー画面の上と左側のこれらのボタン群を使います。

 


■文字

文字をタイトルに入れて装飾していく方法はこちらをご覧ください。

 


■図形

 

図形をタイトルに入れて装飾していく方法はこちらをご覧ください。

 


■テクスチャー

タイトラーでテクスチャー(模様)を、文字や図形に張り付けて装飾したい場合はこちらをご覧ください。

 


■額縁と背景の選択

「額縁」を使った装飾はこちらをご覧ください。


■センターイメージの選択

 

「センターイメージ」を使った装飾こちらをご覧ください。

 


■ピクチャー(写真やマークやイラストや地図など)

 

タイトラー上でピクチャー(写真やマークやイラストや地図など)を利用する方法はこちらをご覧ください。

 


■背景

 

タイトラー上で背景を設定(固定化)する方法はこちらをご覧ください。