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作品や素材の1ショットを静止画として書き出す

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DV-7HDの中で扱っている素材や、完成した作品の1ショットの静止画をパソコンの別の場所やメモリカードの中に書き出すことで、DVDやブルーレイのメニューに利用したり、年賀状や写真として他の人にあげたり、各種メディアで再生したりすることができます。

静止画として書き出す方法は2つあります。ひとつは素材パレットから直接書き出す方法、もうひとつは保存ボタンから書き出す方法です。
どちらにせよ、保存したいメディアを接続してから、DV-7HDを起動し、 まず使いたい場面を探しておきます。

 

DV-7HDのタイムラインパレット上でポジション・バー(赤い棒)を移動して、書き出したい1ショットを探しておきます(コントローラーのジョグ・ダイアルやシャトル・リングを回して動かすと見つけやすいでしょう)。

 


(1)素材パレットから静止画を書き出す方法


作品モニターの右下にある「現在のフレームの映像から静止画を作る」ボタンをクリックします。現在のポジション・バーの位置の画像が、素材パレットに登録されます。

 

素材パレットの「静止画」タブをクリックして、前項で作った静止画を探します(素材パレットがサンプル素材や外部メディア画面になっている場合は、画面上の「パレットの切り替え」の左側のボタンをクリックしてから素材パレットの「静止画」タブをクリックします)。書き出したい静止画が見つかったら、その上で右クリックし、「他のディレクトリーにコピー」を選択します。(ディレクトリーとはパソコンのフォルダ階層のことで、任意の保存場所のことです)また、このとき、元々素材パレットに静止画として保存されている写真なども、同様の方法で書き出すことができます。

 

保存先を指定します。(ここではデスクトップを指定)指定したら「OK」をクリックします。
これで素材パレットの中の静止画がデスクトップ上に別データとして書き出されます。

 

メモリカードに書き出す場合は「コンピューター」の左側の三角形をクリックして開き、パソコンに接続したメモリカードを選択してから「OK」をクリックします。これで素材パレットの中の静止画がメモリカードの中に別データとして書き出されます。

 


(2)保存ボタンから書き出す方法


赤い棒(ポジション・バー)を書き出したい1ショットへ移動したら、画面右上の「保存」ボタンをクリックします。

 

「現在のシーンを静止画として保存する」をクリックしてから、「OK」をクリックします。

 

保存する場所を指定し(ここではデスクトップをクリック)、必要であれば名前を変更します。名前を変更するときは、「.bmp」の前までの文字をドラッグアンドドロップして選択し(色が反転します)、キーボードから入力して変更します。変更しない場合は自動的に「Snapshot番号.bmp」という名前がつけられます。

 

既にに同じ場所に、同じ名前のファイルがある場合は、上書きして良いかどうか表示されます。既にある同じ名前のファイルが不要のファイルであれば「OK」をクリックし、必要なファイルで消したくない場合であれば「キャンセル」をクリックし、前述の(今までと同じ)方法で再度保存手続を行い、名前を変えて保存手続をします。

 

メモリーカードに直接保存するのであれば、左側の欄の中のコンピューターをクリックし、右側に表示されたお使いのメモリカード(通常は「G:」とか「H:」とか表示されます)をクリックして指定し、「開く」をクリックして開いておきます。

 

最後に「保存」ボタンをクリックすれば、静止画が指定した場所に書き出されます。

 

「保存が正しく行われました」と表示されたら「OK」をクリックして閉じます。

 

指定した保存場所(この図例はデスクトップ)にBMP形式の静止画が保存されます。あとは、お使いのソフトで開いて使用します。
専用パソコン内に書き出した場合は接続したメモリーカードにドラッグアンドドロップしてコピー(複製)することも可能です。